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ヒカゲカズラ

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Byぱふぱふ(pafu)





ヒカゲカズラ

いにしえより、お正月最初の「卯」の日に宮中で飾るお正月飾りを

「日陰葛卯杖飾り(ひかげのかずらうづえのかざり)」といいます

日本書紀によると、宮中では、一月の最初の卯の日から節分までを

太い杖を天皇の部屋の隅に立てて邪気を払ったことから始まったそうです

卯杖(うづえ)は邪気を払うおまじないになり

平安時代以降は,正月飾りとして一般にも広がったそうです

桃か柳の杖に長く垂らし、赤い南天と稲穂を飾ります

そこに楮(こうぞ)で出来た白布をかぶせます



日陰蔓は、古くは古事記に遡り、天照天皇が天の岩戸に隠れ

この世界が真っ暗になった時、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が

日陰蔓を襷にかけて岩戸の前で乱舞します

天照天皇が外の騒ぎに何だろうと岩戸を開けると、この世は明るくなった

この言い伝えから、新しい年を迎えるおめでたいものとして

日陰蔓を大切にされてきたのです

赤い実をつける南天は、難を転じるということで、お正月には欠かせない植物

また赤い実は、吉祥の兆しとしても表します

五穀豊穣を表す稲穂は、日本にとって最も大切なもの

日本における「祈り」の根幹は五穀豊穣を願ったものです

日本人にとってお米は大切な食物であると同時に

自然に対する感謝と謙虚さという精神性を教えてくれるものです

ちなみにこのヒカゲカズラは、カズラという名ですが

つる状ながらも他の植物の上に這い上ることはなく

地表をはい回って生活しています

又この胞子を薬用として使われ、胞子は石松子と呼ばれます

丸薬の衣やリンゴの人工授粉の際の花粉の増量剤として使われます

湿気を吸収しないことが利点で、傷に塗って血止めとした例もある。





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Comments 6

MONA  

多分、よく目にしていると思うのですが・・・
そんな名のある蔓とは知りませんでした^_^;
今度、よく探して見てみますね。
昨年、ミニ田圃で稲を作ったのですが(これは簡単・・・)、一度、ちゃんとした田んぼで稲作やってみたいです。
大変だと思うけど・・

2013/01/04 (Fri) 21:17 | EDIT | REPLY |   

パンダ  

ヾ(o・_●・) ノこんばんはぁ♪

陰蔓を襷にかけて岩戸の前で乱舞したのに使われたんですね~
はじめて知りました。
ナンテンは難を逃れるんでしたね。
よくわかりました。
ありがとうございます。

2013/01/04 (Fri) 22:41 | EDIT | REPLY |   

玲  

ヒカゲカズラとは
お節の彩のグリーンに入っていたものでした、
小ざっぱりといい感じでしたね。

2013/01/05 (Sat) 10:13 | EDIT | REPLY |   

ぱふぱふ  

MONAさん・・・

>多分、よく目にしていると思うのですが・・・
そんな名のある蔓とは知りませんでした^_^;
今度、よく探して見てみますね

そうなんですよ・・意外と皆様ご存じないようで・・
改めて知ってから見ると印象がずいぶん変わります(笑)

稲作・・私は随分田舎だやらされましたが・・
じいちゃんばあちゃんがいなくなってからは
さっぱり遠くなって・・今は腰痛めてきっと
すぐ音をあげそうです(笑)

2013/01/05 (Sat) 12:59 | EDIT | REPLY |   

ぱふぱふ  

パンダさん・・・

>陰蔓を襷にかけて岩戸の前で
乱舞したのに使われたんですね~
はじめて知りました

岩戸の前で踊ってる絵を見ると・・
ちゃんと手に持って踊ってますよ・・(笑)

意外と知らないけど・・知ってから絵を見たり
蔓を見ると感慨深いものがありますね

2013/01/05 (Sat) 13:01 | EDIT | REPLY |   

ぱふぱふ  

玲さん・・

>ヒカゲカズラとは
お節の彩のグリーンに入っていたものでした、
小ざっぱりといい感じでしたね。

おせちもいろいろとこだわってるものや
簡素化してしまうものもあって・・どれがどう~
又どんな意味合いがあるのなんて気にもしないことですから
気づく人少ないかもしれませんね

2013/01/05 (Sat) 13:03 | EDIT | REPLY |   

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