八ッ橋
八ッ橋
八ッ橋と言えば琴の形、近世筝曲の開祖とたたえられる八橋検校(1614~85年)
京都の土産としてすられている八ッ橋は、この人の名に由来しています
黒谷(京都左京区)の金戒光明寺に葬られた八橋検校をしのんでこの地に
琴の形に似せた干菓子を作ったのがこの商品の始まりだそうです
八ッ橋の反った形が琴を模しているのです
聖護院八ッ橋総本店は黒谷の参道が創業の地であり、検校の歿後4年後に当たる
元禄2年(1689年)に八ッ橋と名付け、以来320年間この地で販売だそうです
生地は、米粉を蒸し、これに砂糖とニッキを混ぜ合わせて出来上がります
聖護院八ッ橋総本店では、粒あん入り生八ッ橋「聖」が最近では人気
1960年、祇園祭の前日に一力亭(祇園花見小路の由緒あるお茶屋さん)で
毎年開かれる表千家のお茶会で誕生したものです、この時の出席者から大変好評で
のちに商品化することになって、位の高い僧を意味する名前「聖」を命名したそうです
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