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オケラの花

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Byぱふぱふ(pafu)






オケラ(朮)の花

奇妙な名前の花ですが、花の名前の由来は、万葉時代のウケラがオケラに転じた。

ウケラ(宇家良)は、

葉が蓑(みの)、花が漁具の筌(うけ)に似ていることからとする説

軟毛をまとった若芽を、昔の雨具である朮〈うけら〉に見立てた説

(秋田では蓑のことをウケラという)

葉が物を受けるのに良い、さじのような形をしているので「ウケラ」の説


秋に白~淡紅色の花を茎の上部につけますがまれに紅色にもなることがあります

アザミに似た筒状花で、魚の骨のような苞葉があるのが特徴です

コウヤボウキと並んでこの時期に花が咲きます

花は雌雄異株だそうですが、どちらにもメシベとオシベが見られます

雌花のオシベは、未発達で花粉を作らず、雄花のメシベが実になることはないそうです




正月の屠蘇として、また、薬草としても使用されたそうです

オケラ属の根茎は、東洋医学では古来重要な薬品

秋の終わりに採集し、コルク質の皮をはぎ取り、乾燥させ

生薬「白朮(ビャクジュツ)」と呼ばれ、胃液の分泌を盛んにさせる

「アトラクチン」が含まれているそうです

健胃、整腸、利尿、鎮痛の目的で、胃腸病、神経痛、動悸、息切れなどに使われます


花の美しさではなく、比喩として使われ地味で、目立たない花を

「思いを人に知られるようには出さない」「人目を偲ぶ恋を顔に出すな」ということの

比喩として使われていたようです

万葉集の中にも歌われています

「あせか潟 潮干のゆたに思へらば  うけらが花の色に出でめやも」

「恋しけば 袖も振らむを武蔵野の  うけらが花の 色に出なゆめ 」   

「我が背子を あどかもいはむ武蔵野の  うけらが花の時無きものを」
 


    

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Comments 6

miya  

目立たない花を比喩して
表にできない熱い想いを歌に託しているのですね。
昔の人は情熱的ですね。
きっと現代人の何倍も・・・。

2012/10/24 (Wed) 20:57 | EDIT | REPLY |   

aqua  

オケラの白い花、初めて見ました。
地味ですが、可愛い花ですね~!

地味で目立たない花を比喩して
胸の奥の・・・熱い想いを歌にするなんて
昔の人は本当に奥ゆかしい感じがします。

2012/10/24 (Wed) 22:34 | EDIT | REPLY |   

萩と月  

はるか万葉の時代からあるなんて。
生き残りをかけた戦いに勝ち残ってきたのでしょうね。(何て夢のない話・笑)
花びら?の数も多くて地味には見えないのですが・・・
昔の人はこの花が地味に見えたんですね。
色がないからかな~?

2012/10/25 (Thu) 01:02 | EDIT | REPLY |   

ぱふぱふ  

miyaさん・・・

>目立たない花を比喩して
表にできない熱い想いを歌に託しているのですね。
昔の人は情熱的ですね。
きっと現代人の何倍も・・・。

そうですね・・それしか・・楽しみがなかったともいえるかも(笑)
今みたいに楽しむものが多いと・・
気持ちも分散してしまいますし・・(笑)

2012/10/25 (Thu) 07:35 | EDIT | REPLY |   

ぱふぱふ  

aquaさん・・・

オケラの花は、最近はほんとに見なくなりましたね
子供ころは里山は、子供の遊び場だったこともあり
よく見かけったのですが、今は植物園くらいしか見ないですね

>地味で目立たない花を比喩して
胸の奥の・・・熱い想いを歌にするなんて
昔の人は本当に奥ゆかしい感じがします

自然とともに生活しているっていうのが
よくわかりますよね・・
詩歌が最も大切な遊び?だったために~
うまい下手の感情の機微を表せる人が持てたんでしょうね

2012/10/25 (Thu) 07:39 | EDIT | REPLY |   

ぱふぱふ  

萩と月さん・・・

野に咲く状況からすれば・・白いぼさぼさの花は・・
寂しそうにも見え、派手さがない分~
心に秘めるものがあるのだと・・想像力の分野?

いずれにしても・・現代ほどものもあふれていなし
感情優先の時代ですから・・
日本人は四季に恵まれその四季を
五感で感じながら生活してきたから
奥ゆかしい言葉も生まれ・・
情熱的な詩歌も生まれたんでしょうね

2012/10/25 (Thu) 07:43 | EDIT | REPLY |   

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