冬珊瑚
一日一花 季語の花「冬珊瑚(ふゆさんご)」 11月25日
明治時代に日本に来たブラジル原産の木
冬枯れの植え込みに、灯のような実の橙色見つけると何となくほっと和みます
「しきたりの騒々しくて冬珊瑚」 難波慶子
「一階はすでに昏れをり冬珊瑚」 夏秋明子
「冬珊瑚鋸音すすり泣くやうな」 三浦 蕗
一口メモ 小春日和も~
小春日和は海外にもあり、カナダでは「インディアンサマー」ドイツでは「老婦人の夏」
ロシアでは「女の夏」といいます、それは冬支度をしたり、家事に追われ
短い夏を楽しめなかった女性たちがホッと一息つける日という意味で「夏」が使われる
それは、緯度の高い国々では夏の方が快適だからだそうです、国によっていろいろですね
深秋の陽が宿り、照葉に燃える11月です
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