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11月20日 都鳥
「・・とりよろふ 天の香久山 登り立ち 国見をすれば 国原は
煙立ち立つ 海原は かまめ立ち立つ うまし国ぞ あきつ島 やまとの国は・」
万葉集の巻1に出ている舒明天皇の御製で、天皇が大和三山のひとつ天の香久山に
登って国見をし、国土賛美をされた構想雄大な長歌であるけれど、このうちの
「かまめ」とは何だろうというの議論されてきました
「かまめ」とは今の「カモメ」のことですが、カモメは海の鳥で
そんな埴安の池のような内陸の土地にいるはずがないというわけです
カモメの種類でもユリカモメという鳥に限って、市内や内陸にもかなり入り込み
東京なら多摩川、拝島、福生、この名古屋でも県庁のそばにある名古屋城のお堀に
そのため、この鳥は、ユリカモメだろうと断じています
ユリカモメは「みやこ鳥」の名で知られる鳥で、京都の鴨川でも飛んでいます

青空に凛と菊一輪 11月です いつもご覧いただきありがとうございます・・ 拍手コメントもよろしく 画像掲示板
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[ 2016/11/20 ]
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