my Favorites photo

言葉に出来ない、言葉にしきれない、感動の瞬間を逃したらもう出会えない,そんな思いこみ写真

10月30日 柿の木と初 

 |





10月30日 柿の木と初夜

秋の果物といえば、柿ですが、昔は女性が嫁入り先に苗木をもって嫁ぎ

植える慣習がありました、亡くなったときは、その柿の木を火葬の薪や

骨を拾う箸にしたそうです・・その「柿の木問答」という慣習があり

今で言うと初夜用の会話様式みたいなもので、地域によって話し方は違うけれど

これに類似のやり取りを済ませてから新床の契りを交わすという習俗が

広く各地にあったそうです 昔はよく知らない者同士で結婚することが多かったので

こういう会話方式が盛んに用いられたという説があります

嫁に来る女は柿の苗木を持ってきて婚家に植え、自分の過ごす時間を

その成長とともに過ごし、死んだらその木を伐って火葬の薪に使い

日常生活の風呂や竈の火には決してくべてはならないというもの

大河ドラマ「太平記」で楠木正成の妻・久子が語っていた話もよく似ていましたね

「わたくしは体が弱いから、この木もすぐに伐られてしまって

かわいそうと思っていました」と久子は呟きます

楠木家の嫁として、約10年ほど夫と連れ添い、嫡男をはじめ子にも恵まれ

今までしあわせな暮らしだった--と述懐し、夫が後醍醐天皇に呼応して

鎌倉幕府に叛旗を翻すにあたっては、この木ごと屋敷を焼き払う火を放ちます

久子のそれまで成し遂げてきた「生み育む営み」と、女の一生も

生死に変える「戦乱の巷」とを対比する良いエピソードですね






青空に凛と菊一輪 まもなく11月です
いつもご覧いただきありがとうございます・・
拍手コメントもよろしく



画像掲示板


スポンサーサイト
07:00 |  trackback: -- | comment: -- | edit